「めく、どうした?」


優也があたしを覗き込んだ。


「え!何でもないよ!」


「なんか買わねぇの?」


「い、今はお腹空いてないかな」


「ふ〜ん」


優也は買い物を続けた。


優也に動けないなんて言えないもん。また心配かけちゃう。