やっぱり優也の大きな手はすごく安心する。 「めくそっち行っていい?」 「え?傾くから怖いもん」 「ジェットコースターは大丈夫なのにな」 「またそれは別の話だもん」 「俺が支えてやるから」 優也はあたしの隣にきてあたしをぎゅっと抱き締めた。