「あ、目が覚めた?」 「あなた誰?」 あたしの目の前にカッコいい感じの男の人がニコッと笑っていた。 っていうか、ひもといて欲しいんだけど。なんでひもで体をくくられないとだめなのよ・・・ 「僕は香川光だよ」 「あ、そうですか」 「僕、君に一目惚れしちゃったんだよね〜」 「はい?」 「だから僕のめくちゃんだよ?今日は僕のものだよ」 な、なんなの、怖いよ。た、助けて。優也っ その香川光という人はあたしに顔を近付けてきた。