「ねぇ優也〜」 「ん?」 今俺は純麗の病室にいる。純麗は意識を取り戻し徐々に回復している。 「やっぱりあの福原さんのことが好きなの?」 「なにいってんだよ。俺は純麗が…好きなんだよ」 少し言葉がつまる。でもめくは忘れなくてはいけない。 「じゃあ優也。お願い聞いて?」 「何?」 「あたしを抱き締めたりキスをして?」 は? そんなこと 出来るわけない めくにしか出来ない。 でも…