「めく、おそいよ〜」


「くるみ!ごめん!寝坊した!」


「いいよ、ゆるしたげる」

「ありがとっ」



くるみとは名前がひらがなで同じだねってことで仲良くなった。大切な親友。


「で、なんでいつも寝坊しないめくが寝坊したのかな?」


「それがね・・・」


あたしはかくかくしかじかとくるみに同居していることを話した。


「あんな変態といて大丈夫なの?」


「だめです」


「ですよね」


あたしとくるみはとにかく教室に向かった。