『ん、だと・・・』
ギリ、食い込んだ爪が深く刻む。
「っ・・・。遣られた下っ端は、ヒロのせいで遣られたわけじゃないでしょ!?」
『俺等を№1から引き摺り下ろそうとしてるんだっ。総長の俺のせいで狙われたんだ!!』
「馬鹿じゃないの!?゛俺等゛でしょ!?それに№1になろうと必死なのは何処も同じ!」
『・・・』
時々、思うときがある。
「№1の下っ端なら、それほど力があるってことでしょ!?なんで信じてあげないんだよ!!」
ヒロは・・・№1の、総長として・・・下っ端や仲間を、
「ヒロが信じてあげないでどうするの!?下っ端達の親はアンタだよ!!!」
不安で、押しつぶされて・・・信じ切れて上げれないときが、あるんだって。
思うんだ。

