それなら、あなたの分かっている答えを言ってあげる…。


『はい…っ!』


そっと、蒼君は私の手の甲に口づけを落とす。


「幸せにします」


『ぅっ…幸せにしてください…』


「泣き過ぎ」


『泣かせてくださいー…ふぇ…』


「泣かせないって」