数分歩くと懐かしい光景が目に入った。 『蒼君…ここ…』 「そ。俺と舞が出会った場所」 私たちが今居る場所は私と蒼君が出会ったあの図書室だった。 本の匂いが鼻を掠める。 懐かしい匂い。 「俺がこの席だったんだっけ?」 そう言って出会ったときに座っていた席に座る蒼君。