それなのに、私はもっと蒼君と居たいと思ってる。


迷惑かもしれないし、我儘なのかもしれない。


だけど、もっともっと蒼君と一緒に居たい。


離れたくない。


そんなことを言えない私はそっと蒼君の手を握った。


私が蒼君の手を握った時に先ほど貰った指輪が光る。