『何でこんな夜に!』 慌てて淕斗クンに駆け寄る私。 「あのさ…言えよ」 『……はははぃ!?』 淕斗クンは俯いたまま。 「だから……好きな人。」 好きな人……? 好きな人━━……… 『………そのために?』 「前から気になってたから、俺から来てやった。」 ……俺から来てやったって……… 頼んだ覚えないんですけどぉ……