豹変彼氏のキスの味【完結】




「あのさ、もう行こうぜ。」

『よいしょっ』

「は!?まじで!?」


歩けないなら、私から探してやる!!

私は、男の子をおんぶした。



『名前、何て言うの?』

「うっうぐ~、龍って言う~、ママに会いたいよぉお」

『龍クンね!大丈夫!お姉ちゃんが、絶対にママを見つけてあげるから!!』


龍クンは、かすかに笑顔になった。