「うぇ-ん!マぁマぁぁあ!!」 「あの子、超鼻水出てるし。」 いや…… それどころじゃないから…… 『助けてあげないと!』 「は?まじ?あんなのほっとけばいいじゃん」 『駄目!困ってるなら、助けてあげなきゃ!!』 私は、男の子トコロに駆け寄った。 「アイツ、優しスギだから。」