『行ってきま-す!』


そう言って、私はドアを開ける。


『……暑っ』


まだ6月なのに
暑い日差しが、私を照り付けた。





駅前に着くと、もう皆が集まっていた。

「柚琉来たぁ♪」

『あ、恋美おはよ!』



…………!!