豹変彼氏のキスの味【完結】




『それより、慶汰クンって人と友達なの?』

「は?またソレ?…友達だけど、何?」


やっぱり…友達なのか…………


「何?襲われそうで、怖かった?」

『………………』

「何?図星?だったら、俺が怖くないよ-に教えてやろっか?」


そう言うと、淕斗が私の肩に
手を回した。


『い…嫌!いいです!!!』


私は慌てて、淕斗クンから離れる。


「冗談だよ、俺がアンタを襲うワケないじゃん」

淕斗クンがフッと笑う。


………よかったぁ。

ていうか
襲うワケないっていうコトは

私に、魅力が
全然ないってコトだよね………

なんか淕斗クンって、Sだ…………