豹変彼氏のキスの味【完結】




……そして、チャラ男クン(勝手に命名。)に連れてこられたのは………


『何で…体育館裏なの?』

私はいきなりの恐怖に、足が震えた。

だって…
だって、だって!

ココ、超人来なさそうだし…………


「何でって、誰も来ないよ-に。」

『……は、ハイ!?』


そう言うと、チャラ男クンはニヤリと笑った。

き…気持ち悪っっ


「好きだからさ、付き合ってよ」


自信に満ちた、顔……


なんだろ………
この人だけには、好きになれない……

いつもなら、告白されて
好きになっちゃうのに…………