豹変彼氏のキスの味【完結】

『あ…あのさ！ヒー姉の服、貸してくれない！？』

「ん？私の？別にいいよ♪」



や……やった！！！

ヒー姉は、私なんかよりもずっとずっとお洒落だから

持ってる服なんて、凄く可愛いのばっか。




「彼氏とデートなら、女の子らしいピンクを着てくのが良いよ～」


そう言うと、ヒー姉は
クローゼットからピンクのチュニックワンピを取り出した。



『か…可愛い！！』


やばい！可愛いすぎる！！
絶対着たい！！！



「あと―…って、もう一目惚れしたんかぃ」

『うんっ！ソレ貸して！』

「いいよ♪」