ドコッ


バキッ


ドスッ


路地裏に鳴り響く。




その音の正体は、


ここら辺では有名な汚い族の奴等と、


きゃしゃな体をして、


フードを深くかぶった一人の少女だった…





族の奴等は100人程おり、


武器を持っている。


その汚い奴らの武器は、


華奢な少女は軽々と避ける。




少女は族の奴等を全員倒した事を確認してから


被っていたフードを外した。



そのフードから溢れた


鮮やかな茶髪。


誰もが振り返る端麗な顔立ち。




そして…鋭く光った青色の目。



とても綺麗で日本人離れした容姿の持ち主だった。