「あーべっ!!」
背後から、聞き覚えのある声がした。
「また朝っぱらからお前かっ!」
「いいじゃんいいじゃん!仲良くしようよ、凛華ちゃーん♪」
毎朝、困ってるなー、凛華…
そう、彼女の名前は阿部 凛華(あべ りんか)。
ふふ、まさに凛としてるところが見た目と一致してるって感じなんだよね。
小さく笑うあたしを睨む凛華。
はいはい…ごめんって。
あたしの顔は、苦笑いに変わった。
そんな空気のようなやりとりをしていると、
毎朝凛華に付きまとう男が言った。
「なぁ、俺真面目な恋しちゃったかもなのよ!」
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