約束を受け入れたのはいいものの…


男不信なことは、

きちんと話さないと失礼だよね。


また手を振り払ったりしたらいけないから…




…ブーブーブー


ん?

あ、颯だ。


《あの…さ、メール無理してるようだったらゴメンねf^_^;)なんとなく不安になってさ。》


…あ、返信できなかったんだ。


にしても、

颯の一言一言が、

あたしの心に心地良く染みてゆく…



嬉しい。


こんなに男の人に気にされたことなんて無かったから。



〈ごめんね、朝色々あって、返信できなかったや(T . T)無理はしてないからね!むしろ、そう言ってくれたりすることが、とても嬉しいな(*´ `*)♡ 〉


送信。


これが、

あたしの本当の気持ち。

気持ちを偽らずにいられる。



一緒にトークをしていて、

本当に気持ち良くて、安心できる。





そして、

そこからも優しいやり取りを続け、

あたしは元彼のことなんて忘れられて…


幸せになれた。




だるい授業も、颯のおかげで楽しく過ごせた。





そして、





放課後がやって来た____