僕と再婚して下さい。

「……」

「もしかして、一人暮らしをしようとしてたことすら忘れてた?」

「そんなことないもん」


なんて言いつつ、あたしは洋介が現れプロポーズされたことで、一人暮らしのことなんてすっかり忘れていた。

きっとうちの両親も決意を伝えたことすら忘れてるハズ。


「──物件探しするなら、一緒に探そう」

「え?」

「だってオレ達、再婚するんだろう? 住む家探さないと」

「……」

「どうした?」

「いいのかなと思って」

「何が?」

「洋介と一緒に住んでも」

「いいに決まってるだろ? どうしたんだよ? 急に」


洋介があたしの顔を覗き込んでいる。