僕と再婚して下さい。

「──洋介君、舞のことよろしくね。今度こそ末永くお幸せにね」

「もちろんです」


お母さんの言葉をあたしは噛みしめていた。

末永い幸せを洋介と掴み取るんだ。

二度と愛する人を手放したりしない。


「嬉しいな。洋介君がまた義理の息子になってくれるなんて」

「そんなふうに思ってもらえて、オレも嬉しいです。また美味しいお酒飲みましょう」


お父さんと洋介は、男同士の約束をしていた。



再婚する報告をした後、あたし達は部屋に戻った。



「なぁ? 舞」

「何?」

「何で一人暮らししようと思ったんだ?」