僕と再婚して下さい。

なんて、今更、気付いても遅いんだけど。


「──泣き止んだみたいだな?」

「……うん」


言われてみれば、あたしは泣き止んでいた。

昨日今日と2日続けて泣くなんて、初めてのことかもしれない。


「舞はいつでも笑ってろよ。可愛いんだから」

「ありがとう」

「その笑顔、オレのものにしたかったな」

「そう言ってくれるのは、慎吾だけだよ」

「だったらオレとつき合えばいいじゃん」

「それは……」

「冗談だよ」


慎吾は、はははと声を上げて笑った。