僕と再婚して下さい。

食事に何度か誘われたけど、そのたびに洋介の顔が強くチラつくようになり断り続けていた。

気が付けば1ヶ月という月日が流れていたなんて。

時間の流れなんてあっという間。

あたしと慎吾が会わないうちに、洋介には出会いがあって彼女が出来たんだね。


「舞とはもう会えないかと思ったよ」

「……」

「もしかして今日が最後になるのかな?」


慎吾が悲しそうな顔つきであたしを見ている。

ズキンと胸が痛んだ。

慎吾は気付いてる。ここにどんな思いで来たんだろう?

でも、きちんと自分の気持ちを伝えると決めたもん。

いい加減なことはしたくない。