僕と再婚して下さい。

舞とこれで終わりにする気なんてないくせに。

そしてドアが開いてしまった……。


「部屋入れてくれるか?」

「うん」


オレと舞はテーブルを挟んで、向かい合って座る。


「鍵かけるとか、子供じみたことするなよ」

「ごめん」

「顔も見ないで『サヨナラ』なんて残酷だよ」

「……」


舞が今にも泣きそうな顔になる。


「──別れるならきちんと別れないと」

「うん」

「舞は川崎を選んだんだろう? そりゃあオレに会いずらいよな」

「……」

「もうオレは邪魔なんてしないから、仲良くやれよ」

「……っ」


とうとう、舞が泣き出した。