僕と再婚して下さい。

舞はうちの部署に書類を持ってくることがある。

その書類にちょっとした不備があった……。

ということにして、うちの会社に呼び出した。

我ながらバカげてると思う。

でもこうでもしないと舞は会ってくれない。



──午前11時30分。



会社に来るように指定した時間。

オレは会議室で待っていた。

事務所では込み入った話なんて無理だから。

もちろん、舞の会社側にも会議室に来るように伝えていた。


コンコン。

ドアをノックする音がして、オレがドアを開けると、そこに立っていたのは──


舞と澤村さんだった。