あきらめようとすればするほど、好きになる一方だ。


そして、買い物と昼ご飯を済ませて、車で2人きりになった時──

オレは強引に舞にキスをしていた。


笑顔も怒った顔も寝顔も全てが可愛くて、どこまでもオレを夢中にさせる。

あきらめたくない。オレのものにしたい。

そんな溢れる想いを止めることが出来なくて、キスをしてしまった。


舞は抱き寄せられた体を必死に離そうと抵抗していた。

それでも強引にキスを続けた。


やがて、舞は抵抗をやめた。

オレのキスを受け入れてくれたのだ。