僕と再婚して下さい。

「──遠出した男女が、一晩ホテルで過ごして何も起こらないことってあるんですかね?」


って……。


「元嫁さんにそいうことがあったの?」

「はぁ。まぁ」

「もう全部話してよ。スッキリすると思うけど。洋介くんが話したくないなら、別にいいけど」


オレは彩さんに全部を打ち明けることにした。

舞があいつと遠出したこと。

舞の様子がおかしかったこと。

そして、2人して何もなかったというが、半信半疑なこと。

彩さんは、相槌を打ちながら、真剣に話を聞いてくれた。


「うーん。何もなかったっていうのは、嘘かもね」

「そうですよね」

「っていうか、つき合ってもない男とよく泊まれるよね。それを知った時点で、洋介くん幻滅しなかったの?」