僕と再婚して下さい。

今度は何を言い出す気なんだよ?


「分かりますよ。舞のこと渡したくない気持ち。あんないい子他にいませんよね」

「そうだな。でも川崎なら、舞以上にいい子と出会えると思うけど?」

「いいえ。出会える気がしません。それくらいオレも舞が好きなんです」

「……」


川崎の真剣な瞳に何も言葉が出てこなかった。

心底、舞に惚れてるんだなと思ってしまった。


「舞がオレに振り向いてくれる可能性があるうちは、あきらめるつもりはありませんから。澤村さんとも戦い続けますから」

「あぁ。受けて立つよ」


オレはそう言って、コーヒーを一気に飲み干した。