僕と再婚して下さい。

洋介とは膠着状態のまま、あたしは離婚届を書くことを決めた。

洋介にはもっとふさわしい相手がいるハズ。

あたしは洋介にふさわしくない。

だから、離婚届を書くことにしたんだ。



『離婚届書いたから』


久しぶりに、マンションに戻ったのは、離婚届を渡す為だった。


『──そうか』


洋介はため息をついた。


『これが舞の答えなんだな』

『うん……』

『──離婚届はオレが出しておくから』

『……っ』


あたしは泣いてしまった。


『何で舞が泣くんだよ?』

『……ごめんね。洋介……。あたしの身勝手でこんなことになって……』

『いや。オレにも非があったんだよ』