『──洋介、あたし達別れよう』 あれは土曜日の昼間だった。 あたしも洋介も仕事が休みの日。 特に予定もなく家にいた時、離婚話を切り出した。 『舞、何言ってるんだよ?』 『別れて欲しいの』 『別れるって離婚ってことだろ?』 『うん』 『何でそうなるんだよ? 嫌に決まってるだろ!』 洋介は怒声を上げた。 『──いつから、離婚を考えてたんだよ?』 『前々から……』 洋介に離婚話を切り出すまで、2ヶ月の月日が流れていた。