僕と再婚して下さい。

『──そいうのが嫌なんだよ』

『え?』

『舞に嘘つかせてまで、泊まりに来て欲しくないんだ』

『でも、洋介と一緒にいたいもん!』


そう言って、あたしは泣いてしまった。

しばらくの間、沈黙が流れて──


『じゃあ、舞の両親に許可をもらおう』

『きょ…許可?』

『舞の両親がオレの家にお泊まりを許してくれたら来いよ』

洋介は言葉を続けた。

『そうすれば、オレも後ろめたさがなくなるから』


今思うと──。

あたしに嘘をつかせたくない。

という気持ちは、真っ直ぐな洋介らしい考えだ。