本性は俺様でした!





少し気分が憂鬱になにながらも

授業は真面目に受けて

今日も放課後を迎えた。




「はああぁぁぁ…」


終礼とともに机に体を預けると




「のぞみ大丈夫?」



心配そうな顔をしている

美佳が近づいてきてくれた。




「美佳はやっぱり、

あたしのオアシスだよ~」

「何!?のぞみ意味わかんないから!」



そう言って、朝のようにプッと一吹き。



笑われてもいいもんっ。

本当のことだもんっ。



「大好きだもんっ!」

「え?」

「あ…///」


つい口に出てしまい、

なんだか恥ずかしくなる。