「こんなの運ばせるなんて」 「ああ?何か言ったか?」 ニヤッと不敵な笑みを浮かべる先生。 ち、ちくしょ~! 先生への反発力を、段ボールへと向け。 怒りにまかせて 教室へ地味に運ぶのであった。 「はぁ…はぁ」 教室と職員室って、 あんなに遠かったっけ? それとも、荷物を持ってるせいか。 …そう。 以外と双方の距離が遠く…。 一往復目でほぼギブアップ寸前。