神様への願いはあっさり諦めて 何が起こるかも分からない学校へと向かった。 妙に胸騒ぎがするのはあたしだけ? ああー。 嫌な予感…。 「めぐみ、おっはよ~!」 トボトボと歩いていると、 住宅街の角から親友の美佳(ミカ)が 手を振りながら駆け寄ってきた。 か、可愛い…っ! 「もう美佳さえいればいいっ!」 「えっ!?どしたの!?」 その勢いに便乗して あたしは美佳に抱き付いた。 美佳は私のオアシスだよ~。