美凪はボールを持つと、角度のない0°、バックボードのない位置に立った。 「最初はここから練習するといいよ。ボードないから、シュート決めるには真っ直ぐ打たなきゃいけないからね」 美凪はそう言って、そこからシュートを打った。 ───ガンッ ボールはリングの手前に当たって跳ね返った。 「外したーっ」 美凪はへらっと笑った。 「届かなくていいから、まずはフォームだけを考えて練習して」 「うん、わかった」 美凪はそう言うと「じゃあ美羽ちゃんよろしく!」と言って未希の元へ走って行った。