亮二は腕枕をやめて、あたしの上に覆い被さってきた。

まさか二度目ですかー??

亮二の体が下へ下がっていく。

そこから、攻めようなんて大胆なんですけど……。

なんて、思ってたら、亮二の体の動きが止まった。

亮二はあたしのお腹に頬を寄せている。


「どうしたの?」


あたしは上半身の体を起こした。


「樹里のお腹気持ちいいな」

「えっ? そう?」

「今日、下着姿見たときに思ったんだよ。
気持ち良さそうな、腹してるなって」

「……」


気持ち良さそうな、腹?

それって……。

あたしのお腹が出てるってことですか?