仕事から帰ってきてすぐだというのに。

亮二の動きは激しくて、あらゆる体勢で刺激を与えられた。

やがて2人共、絶頂を迎えイキついた。




行為の後──。



亮二の腕枕で横たわる。

時折、優しく髪を撫でくれる。

あたしの大好きな時間。


「亮二、しんどくない?」

「全然しんどくない。二回目いつでもOKだよ」

「えー? 今日はもう無理」

「そんなこと言って、始めたら声出しまくりなんだろ?」

「な…。そんな言い方しないで」


声出しまくりって生々しいじゃん!


「亮二?」

「……」