あーあ。

どんだけ、あたしという女はダメダメな彼女なんだ。

亮二は、マンションの家賃、光熱費を全部負担してくれている。

あたしも半額出すと言ったけど、断られてしまった。

だから、グータラなりに家事くらいはこなそうと決めたのに。

これじゃあ、あたしは役立たずだ。



「はぁー」


深い深い溜め息をついて。

あたしは、ますますヘコムだけだったのだ。