その日の帰り道部活帰りで

暗くなっていた

そのとき私の前に人影が現れた

怖いと思い走ろうとした瞬間

グイッ

「お、かわいい子」

それは、20代ぐらいの2人組の男だった

私は怖くてその場から逃げることも声を出すこともできなった

男達は私を壁際に追い詰めて体をさわってきた

「い、いや.....」

そのとき...


「おい、なにしてんだよ!!!!」

暗くて誰かわかんなくて

でも、人がきたことがわかって

「助けて......!」

精一杯の声で叫んだ

そしたら、その人は男達を追い払ってくれた

体を少しさわられただけだったが

男達の声、顔が何度も頭の中でフラッシュバックする

「だいじょうぶですか??」

助けてくれた人は男の人だった

その声を聞きビクッとする私

「あ、はいありがとうございます.....」

その声を聞いた男の人は


「もしかして、風華....??」

「えっ.....?」


「俺だよ、風舞」

「風舞.....」


「風華だいじょうぶか???」

すごく心配しているような声だった