そして、結局私は優聖と登校していた

2人でいると絶対に聞こえてくる声がいる

それは......


「あの人かっこいい!でも、横の子彼女??」

だーかーらー彼女じゃないのにーーー

私はうつむきながら行くと優聖が私の手をつかんできた

「え?ちょっとなに」

テンパる私をよそ目に優聖は私の手を引きすたすた歩き始めた

私はそのまま歩いてると

やっぱり声が聞こえた


あ、そうだここは学校なんだからこんなことしたら勘違いされる

でも、優聖の手を振りほどこうとしても力が強くて振り払えなかった