「姫嘩、俺にはなにも、言わねぇのか?」

うしろを振り向くと、啓ちゃんが…

『えっとねー、友達んちいってくるね?』

「ふぅーん
それで、そいつって男?」

『い、いや、女の子だよ!』

「拓哉って名前なのに女の子かぁ
顔見てきてもいいよな?」

『ちょ、啓ちゃんやめてよ?!』

「やだ」

『ちょ、ちょっとぉーー』