そして、あたしは今、無理矢理パシリをやらされている。あたしが栗と話そうと思ったら、ピーメールが届きました。
結城寛太
おぃ、早くジュース買ってこい。
後、10秒。

こえぇマジでなにされるかわかんねぇ。
絵文字ねぇし。

ナ『じゃッ今日も雪と食べてね。』
栗『分かった。』
栗といる時間が〜(泣)
ナ『あいつら、マジでジュースにタバスコ注ぎ込んでやる‼』
寛『酷いな。』
ナ『ゲッ』
今日はこいつらの家でお泊まり会があるらしい。
寛『お前もこないか?』
ナ『あたしがいくわけねぇだろ(笑)』
寛『なんで?』
ナ『あんな、パンダ女やメスブタどもとは、関わりたくはネェ。』
寛『へえーお前マスマス気に入った。』
ナ『あっやべあいつ迎え行かなくちゃ』あたしには、14人の兄弟がいる。
長男26歳 飛永 タケル
次男25歳 飛永 松
三男24歳 飛永 悟
四男22歳 飛永 剣
五男20歳 飛永 イッキ
六男20歳 飛永 勝
七男19歳 飛永 光
八男18歳 飛永 武
九男17歳 飛永 雪
十男16歳 飛永 龍
十一男12歳 飛永 蓮
十二男9歳 飛永 海斗
十三男5歳 飛永 亮
十四男1歳 飛永 丸太
そして私だ。父さん母さんはいねえ。
そしてみんなイケメンでモテモテだ。
ドシスコンが無ければ完璧なのに・・・
そう、こいつらはドシスコンであたしを見ては抱きついてくるからウザい。
あたしの家の情報は栗子しか知らない。
あまりばらしたくわない。