突然、強く足を掴まれた。
予想外の行動に驚き、声をあげてしまう。
「あ……。悪い。」
目を見開き、こちらを見上げるアル。
その瞳が怯えるように揺れていた。
やってしまったと思い、慌てて手を離す。
「これ、どう見てもたいした怪我だろ。……もっと自分を大事にしろよ。」
白いハンカチで手際よくアルの大腿部を縛り、薬をたっぷり塗りつける。
包帯をきつく巻き、立ち上がった。
「しばらくはそのままでいろよ、傷口が開くぞ。」
「……ありがと。」
部屋を出る瞬間に聞こえた小さな言葉に、口元がほころぶ。
「どういたしまして。」
普段は無愛想なアルにしては珍しい_______と言ってもまだ会ってから数日しか経ってはいないのだが_______の言葉に、ロイは苦笑し、部屋を出た。
* * *
予想外の行動に驚き、声をあげてしまう。
「あ……。悪い。」
目を見開き、こちらを見上げるアル。
その瞳が怯えるように揺れていた。
やってしまったと思い、慌てて手を離す。
「これ、どう見てもたいした怪我だろ。……もっと自分を大事にしろよ。」
白いハンカチで手際よくアルの大腿部を縛り、薬をたっぷり塗りつける。
包帯をきつく巻き、立ち上がった。
「しばらくはそのままでいろよ、傷口が開くぞ。」
「……ありがと。」
部屋を出る瞬間に聞こえた小さな言葉に、口元がほころぶ。
「どういたしまして。」
普段は無愛想なアルにしては珍しい_______と言ってもまだ会ってから数日しか経ってはいないのだが_______の言葉に、ロイは苦笑し、部屋を出た。
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