はじめてを、君と。【完】



「あ、もしもし。
今出れる?うん、昨日の店でいい。
悪いな。じゃあ後で。」

相手の人の声は聞こえなくて
洸の言葉からは何の事なのかさっぱりわからない。


「ゆーみ、行くよ。」

でも、洸は私に来いという。

「…授業、始まっちゃう。」

私は行きたくないと首を振るけど、

「今日はサボり。
こっちのが大切。」

彼が私の手を引くから、私は結局折れてしまった。



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