ことの始まりは高2の6月。

親友の英恵の言葉でした。


「何⁈ウマいって何がっ⁈」

「何ってそんなんエッ「きゃーー!!」


ファミレスで楽しくお喋りしていた休日の昼下がり、親友は突然に下ネタをぶっこんできた。


「突然何ようっ!」

「うん、昨日ヤったやつが超下手で!
イライラしてたときにふと思った。
夕美はじめてだったのに何も聞かなかったし!痛くなかったの?」

くりっくりの目に栗毛のパーマ。
清楚な化粧の彼女は実は相当のプレイガール。

来るもの拒まずが彼女のモットーだ。

「夕美っ⁈何ぼーっとしてんのよ!
で?どうだったの?てかいつしたの?」