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「ゆーみ、おす。」
次の日学校に着くと洸に声をかけられた。
私は、洸へ応答をしなかった。
最低なことだけど、先に最低なことをしたのは洸のほう。
私はもう洸に名前も呼ばれなくないのに。
「おい、ゆーみ?」
腕まで掴まれてしまった。
昨日違う女の人を抱いた、その手で。
「っ、やだ!」
洸の手を振り払った。
まさか振り払われるなんて思ってなかったのかその手は案外簡単に外れて。
自分が外したのに外れてしまった手に、
洸から"必要ないんだよ"って言われてしまったみたいで。
「ふ、うううぅううー…」
涙が止まらなくて、私はその場を逃げ出した。
「は?ゆーみ⁈」
遠くで洸の驚く声が聞こえるけど、
私は止まれない。
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