乙女桜〜誠の武士〜



傷のことを聞かれたとき、
沖田さんから視線を感じた。
まぁ、あの人にはばれてるからね。

それにしても…
まさかまだ私を追っていたなんて。
しかも今日、
斎藤さんと一緒にいるところを
見られてしまったせいで、
新選組にいることがばれたかもしれない

新選組を恐れる吉田たちなら
一刻も私を連れ去るに違いない。
あいつらは私の予知の力を
知っているから……。

「……はぁ。」

?「…大丈夫ですか?」