私は沖田さんに言われたとおり、 土方さんの部屋の前に来ていた。 …って土方さん1人じゃないの。 いつもの幹部の気配がする。 大方、昨日の斬り合いのことを 聞かれるんだろうな。 ぼーっと突っ立っていると、 いきなり襖が開かれた。 原「陽凪、 そんなとこ突っ立ってないで、 さっさと入ってこいよっ。」 「あ、すみません。」 部屋の中には、 陽凪が予想したとおり、 幹部のみんなが座っていた。