陽凪は勝手場に行くと、
夕餉の準備を始めた。


陽凪が料理ができると知った幹部たちは
食事の準備を任せたのだ。
もともと料理をすることが好きだった
陽凪は喜んでこの命を受けた。
しかも、幹部たちが作る料理は
正直食べれたものではなかった。
特に沖田と土方、永倉の料理は
この世のものとは思えないほど酷い。

永倉にいたってはお茶ですら
口にいれた瞬間吹き出してしまった。