「母様っっっ!!!!!」 広間の扉を開けた陽凪の目に映ったのは 血の海とそこに横たわる 変わり果てた母の姿だった。 「っ!母様っ!母様っ!」 「………ひ………ひな………。 今すぐ………に…げ…て………。」 ━━━━ バタッ 「………いっいや…母様っ!母様ぁ! 逝かないでよ母様ぁぁ! 陽凪を1人にしないで!!! いやぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」